ニュース & 話題
来年の干支「午(うま)の宝来飾紙」作りに精魂込める♡橋本の真言律宗・妙楽寺で家族連れや友人グループら「生涯の幸せ」祈る♪
家族に幸運をもたらす来年の干支(えと)・午(うま)の「宝来飾紙(ほうらいかざりがみ)」作りが、このほど和歌山県橋本市東家の真言律宗・妙楽寺=岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職=で行われ、家族連れや友人グループが鮮やかな宝来飾紙を完成させた。
妙楽寺は弘仁11年(820)に空海が創建した紀伊西国三十二番札所・嵯峨天皇勅願所で、初代住職は空海の姪(めい)・如一尼(にょいちに)である。
やがて長らく無住職・無檀家が続き、平成23年(2011)秋には、老朽化した本堂と庫裏(くり)が台風で崩落、撤去された。
今は同市郷土資料館で保存されていた仏像3体(県指定文化財)のうち、御本尊・薬師如来坐像が同寺・仮本堂にご還坐(かんざ)している。
11月16日(日)、その仮本堂で「宝来飾紙作り」を開催。岩西住職は参加者と共に薬師如来坐像に合掌、般若心経を唱えた後、友人僧侶である四国霊場第四十番札所・観自在寺の三好温人(みよし・おんじん)師に描いてもらった「午の下絵」を配布。
参加者はロウソク明かりに照らされる薬師如来坐像の前で、カッターナイフを使って、来年の「家内安全」「無病息災」を念じながら、下絵に沿って丹念に紙を切り抜き、岩西住職と共に「宝来飾紙」の完成を喜んだ。
「宝来飾紙」は弘法大師・空海が「しめ縄」の代用にしたと伝えられ、妙楽寺では平成25年(2013)秋から「宝来飾紙」作りを開始、今年で丁度12年目になる。
素晴らしい「宝来飾紙」を完成させた橋本市隅田町の前田瑞記(まえだ・みずき)さん(43)と小学4年・果穂(かほ)ちゃん母子は「来年の床の間に飾り、その後も大切に保存、供え続けたい」とほほ笑んでいた。
写真(上)は宝来飾紙作りに精魂込める岩西住職と前田さん母子ら。写真(中)は薬師如来坐像前の宝来飾紙作り風景。写真(下)は前田さん母子の仕上げた宝来飾紙。













