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紅白のコスモス&曼殊沙華あざやか♡「飛び越え石」で名高い橋本・真土万葉の里♪

万葉人が往来した「飛び越え石」で名高い、和歌山県橋本市隅田町の「真土万葉の里」で9月下旬、コスモス(秋桜)や白い曼殊沙華(まんじゅしゃげ)などが開花、飛び越え石は清流にかがやき、観光客の心を癒している。

 

ここは和歌山・奈良両県境から、紀の川へ注ぐ落合川のほとり。奈良側から古道を降りると、川の両岸から巨石が二つ突き出し、その間を滔々と水が流れている。

 

万葉人は、この巨石を飛び越えて往来。「白栲(しろたえ)に にほふ信土(まつち)の 山川(やまがわ)に わが馬なづむ 家恋ふらしも=作者未詳」(信土山の川で私の乗る馬が行き悩んでいる 家人が私を思っているらしい)と詠んでいる。

 

今秋も「真土万葉の里」のスイレン(睡蓮)池のほとりでコスモスが開花、瓦葺屋根の休憩所前の畦道などでは白い曼殊沙華がまばゆい。

訪れる家族連れや友人グループらは、「こんな素敵な歴史舞台があるとは知らなかった」「これから飛び越え石を素足で往来します」と感激していた。

ここはJR和歌山線・隅田駅から東へ徒歩約15分。休憩所には綺麗な洗面所&トイレもある。

[コスモスの俳句15句紹介]

 

この頃の空コスモスの色似合ふ(後藤比奈夫)

 

コスモスとしか言ひやうのなき色も(後藤比奈夫)

 

はつしぐれコスモスいまだ咲きやめず(久保田万太郎)

 

揺椅子に母のまぼろし秋桜(山田弘子)

 

コスモスといふ片仮名の好きな風(山田弘子)

 

コスモスに子らの寝巻の短かさよ(永井龍男)

 

コスモスの遠くなりゆく渡舟かな(五十嵐播水)

 

コスモスに流るる煙うつくしき(五十嵐播水)

 

コスモスのよく動きゐる花の数(高浜虚子)

 

コスモスの花遊びをる虚空かな(高濱虚子)

 

コスモスの夜の花びらの冷えわたリ(中村汀女)

 

コスモスや束ね上げてもからめても(寺田寅彦)

 

モスクワヘつゞく鉄路や秋桜(稲畑汀子)

 

将棋弟子句弟子をふやし秋ざくら(角川源義)

 

降られゐて牛おとなしや秋桜(日野草城)

 

写真(上)はスイレン池のほとりに咲いた紅色コスモス。写真(中)は万葉人の往来した飛び越え石。写真(下)は休憩所前の畑の畦道に咲いた紅白の曼殊沙華。


更新日:2025年9月26日 金曜日 14:19

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