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「早く秋風吹いてよ♪」お猿さん一家♡JR・南海橋本駅近くの陵山古墳・丸山公園~百日紅の花も鮮やかに

和歌山県橋本市古佐田の丸山公園にある近畿最古級の陵山(みささぎやま)古墳は8月下旬、残暑・初秋の緑陰に包まれ、外濠(そとぼり)わきの園舎では、お猿さん一家が「早く秋風吹いて」と言うように目をぱちくり。園内のサルスベリの枝々では百日紅(さるすべり)が開花、日傘姿で訪れる家族連れらが心和ませていた。

 

ここはJR・南海橋本駅近くで、陵山古墳の墳丘(ふんきゅう)は直径約46メートル、高さと外濠(そとぼり)の幅各6メートル、須恵器(すえき)や形象埴輪(けいしょうはにわ)などの出土品から5世紀末~6世紀初めの築造と推定されている。

 

そばの園舎では親子ザルが生活。飼育係から与えられた野菜・果物をむしゃむしゃ…。すぐ前のベンチに人々が座るたびに「ちょうだい」と手を伸ばすが、皆さん「エサやり禁止なので、ごめんね可愛いね」と手を振っている。

 

園内には滑り台や鉄棒、ブランコ、砂場などがあり、親御さんらは子どもたちを遊ばせ、愛犬家らはワンちゃんに散歩を楽しませて、「ここは四季の心を癒してくれる別天地」と話していた。

 

写真(上)は可愛い丸山公園のお猿さん。写真(中)は緑陰に包まれた陵山古墳。写真(下)は同公園に咲いた百日紅。

 

 

[百日紅の俳句24句紹介]

 

てらてらと小鳥も鳴かず百日紅(正岡子規)

 

宿坊に女湯のあり百日紅(西村和子)

 

死に未来あればこそ死ぬ百日紅(宇多喜代子)

 

百日紅いついつまでの父たりや(清水基吉)

 

百日紅ごくごく水を呑むばかり(石田波郷)

 

百日紅何年後は老婆たち(三橋鷹女)

 

境内のこれは別格百日紅(高澤良一)

 

百日紅母校はいまも少女学ぶ(津田清子)

 

百日紅片手頬にあて妻睡る(加藤秋邨)

 

百日紅百日咲いて開かずの門(三橋鷹女)

 

さるすべり美しかりき与謝郡(森澄雄)

 

身のうちの白さるすべり旅のあと(桜井博道)

 

朝よりも夕の初心百日紅(後藤比奈夫)

 

朝雲の故なくかなし百日紅(水原秋桜子)

 

武家屋敷めきて宿屋や百日紅(高濱虚子)

 

百日紅つかれし夕べむらさきに(橋本多佳子)

 

百日紅乙女の一身またゝく間に(中村草田男)

 

百日紅百日咲かば妻癒えむ(青木重行)

 

先づ黄なる百日紅に小雨かな(夏目漱石)

 

娘もすでに女盛りや百日紅(伊東宏晃)

 

客にとる昼寝すゝぎや百日紅(五十嵐播水)

 

寺の門に猿曳憩ふ百日紅(寺田寅彦)

 

百日紅子を生みてより人信ず(中村明子)

 

百日紅この地母郷のごと見むか(角川源義)


更新日:2025年8月29日 金曜日 14:59

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