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中将姫の姿見池で白蓮(びゃくれん)神々しく開花♡橋本・中将が森~花托(かたく)増えて蕾(つぼみ)ふくらむ♪

女性史ヒロイン・中将姫ゆかりの、和歌山県橋本市恋野の中将が森・姿見池(すがたみいけ)で8月7日、白蓮(びゃくれん)が神々しく開花、辺りには蜂巣(はちす)の形をした花托(かたく)が増えて、薄紅色の蕾(つぼみ)が数個ふくらんできた。

 

中将姫旧跡保存委員会(故・田中治委員長)によると、この中将が森は、奈良時代の中将姫が観音菩薩像を祀り、亡き母をしのんだという旧跡。お堂のそばには石の五輪塔や石の地蔵尊が並び、近くには中将姫が自分の姿を映したという、小さな姿見池がある。

この日、その小池は深緑の大葉におおわれ、白蓮の花がまばゆく咲き誇り、散花後に種を生む花托(かたく)がいっぱい。さらに淡いピンク色の蕾(つぼみ)がふくらみ、無数の葉とともに涼風に揺れている。

時折、マイカーで訪れる家族連れらは「やっぱり中将姫物語の舞台、ここでの花蓮(はなはちす)観賞は素晴らしい」と心和ませていた。

 

 

[蓮の花の俳句22句紹介]

 

くれなゐの蓮鑑真のために咲く(津田清子)

 

うす縁や蓮に吹かれて夕茶漬(一茶)

 

夕立の来べき空なり蓮の花(芥川龍之介)

 

星ばかり見ないで蓮が開くから(中村苑子)

 

白う咲きてきのふ今日なき蓮かな(渡辺水巴)

 

 

 

白蓮や浄土にものを探す風(中村草田男)

 

眼中の蓮も揺れつゝ夜帰る(西東三鬼)

 

利根川の古きみなとの蓮(はちす)かな(水原秋桜子)

 

うち日さす都べ淋し蓮の花(久保田万太郎)

 

放生会蓮の茶店の旅人かな(久保田万太郎)

 

うっくっと蓮の奥より誰がこゑ(高澤良一)

 

定年や遠目の蓮の吹かれざま(高澤良一)

 

ほのぼのと舟押し出すや蓮の中(夏目漱石)

 

一つづつ夕影抱く蓮かな(高浜虚子)

 

大紅蓮大白蓮の夜明かな(高浜虚子)

 

兵送る旗に茎上ぐ花蓮(長谷川かな女)

 

昼中の堂静かなり蓮の花(正岡子規)

 

蓮の花さくや淋しき停車場(正岡子規)

 

朝風やぱくりぱくりと蓮開く(正岡子規)

 

白はちす夕べは鷺となりぬべし(三好達治)

 

月の面に蓮高々と舟進む(五十嵐播水)

 

家鴨寄るときひるがへる花蓮(石原八束)

 

 

写真(上)は中将が森・姿見池に咲いた白蓮の花、写真(中)は薄紅色の花蓮のつぼみや蜂巣形の花托など。写真(下)は中将が森入口の風景。

 


更新日:2025年8月7日 木曜日 16:09

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