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橋本・観音寺の六地蔵尊に鬼灯(ほおずき)輝く♡お盆には御先祖の冥福祈願~8月15日は橋本川で第11回「橋本灯籠流し♪」
和歌山県橋本市東家の高野山真言宗・慈眼山「観音寺」=柿内諦光(かきうち・たいこう)住職=の東家墓地入口で8月初旬、六地蔵尊(ろくじぞうそん)に新しく真っ赤な前垂れが飾られ、ご先祖を迎える目印・鬼灯(ほおずき)が活けられて、お盆間近かの陽光に輝いた。
六地蔵尊とは釈迦入滅の後、六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天道の各界)を訪れ、そこに苦しむ人々を救い上げて、力を与える地蔵菩薩のこと。
六地蔵尊は、同寺の十一面観音堂近くや、参道沿いの2か所に祀られている。
お盆の8月13~16日には、多くの檀信徒や家族連れらが訪れ、ご先祖の御霊をお迎えしてご安寧(あんねい)を祈る。8月15日(午後7~8時ごろ)には地元の紀の川へ注ぐ橋本川・古東橋たもとで、ご先祖様をお送りする第11回「橋本灯籠流し」が開かれ、柿内住職ら僧侶数人が読経、大勢の高齢者も子どもたちも灯籠を流し、静かに手を合わせることになる。
[鬼灯の俳句22句紹介]
鬼灯や振分髪の昔より(寺田寅彦)
朝寒や鬼灯垂るる草の中(芥川龍之介)
灯の上指きりの指と指(寺山修司)
鬼灯をやろとて呼びし娘哉(森鴎外)
ほほづきの妻こそ恋ひし赤らみし(森澄雄)
年に鬼灯くるゝ少女かな(高野素十)
秋近う鬼灯の恋色に出づる(会津八一)
鬼灯はまことしやかに赤らみぬ(高浜虚子)
鬼灯の祭の色になつてゐし(後藤比奈夫)
鬼灯を地にちかぢかと提げ帰る(山口誓子)
うら若き妻ほほづきをならしけり(日野草城)
鬼灯やきゝ分けさときひよわの子/杉田久女
電報置き鬼灯見つめ居るばかり(長谷川かな女)
鬼灯や野山をわかつかくれざと(久保田万太郎)
鬼灯を貰に来るや隣の子(石井露月)
鬼灯の籠さげ朝の踊子や/佐野美智
隠棲や鬼灯熟るゝ草の中(五十嵐播水
鬼灯や摘み残り摘む十ばかり(小沢碧童)
鬼灯や一人暮しも淋しからず(下村梅子)
鬼灯を鳴らしやめたる唱歌哉(正岡子規)
ほほづきの鉢提げ愛宕大権現(高澤良一)
墓べにも鬼灯はえてからにしき(飯田蛇笏)
写真(上)は観音寺の六地蔵尊。写真(中)は六地蔵尊の一部クローズアップ。写真(下)は観音寺の十一面観音堂の風景。













