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紅白の花蓮(はなはちす)咲いて観音様ほほ笑む♡九度山の女人高野別格本山・慈尊院~日傘姿の参拝・観光客スマホ撮影楽しむ♪

高野山麓・九度山町の女人高野別格本山・慈尊院=安念清邦(あんねん・せいほう)住職=で真夏日の7月20日、聖観音菩薩立像に供えられた紅白の花蓮(はなはちす)が満開になり、観音様もほほ笑んでいるご様子で、多くの参拝・観光客が手を合わせた後、スマホ撮影を楽しんでいた。

ここは弘法大師・空海の御母公を祀る有名寺院。聖観音菩薩立像はその境内にそびえる梛(なぎ=町文化財)の木陰に祀られ、そのお姿は蓮のツボミふくらむ茎を翳(かざ)しているお姿で、その足元ではまるで呼応するように鉢植えの蓮の蕾がふくらみ、次々開花している。

これは安念邦賢(あんねん・ほうけん)副住職が、檀信徒から奉納された花蓮を育てて供花しており、訪れる日傘姿の参拝・観光客は本堂前で空海の御母公の安寧を祈った後、境内で涼風を呼ぶような噴水で心を清めたり、聖観音菩立像や清らかな蓮の花に心癒されていた。

 

[蓮の花の俳句22句紹介]

 

くれなゐの蓮鑑真のために咲く(津田清子)

 

うす縁や蓮に吹かれて夕茶漬(一茶)

 

夕立の来べき空なり蓮の花(芥川龍之介)

 

星ばかり見ないで蓮が開くから(中村苑子)

 

白う咲きてきのふ今日なき蓮かな(渡辺水巴)

 

白蓮や浄土にものを探す風(中村草田男)

 

眼中の蓮も揺れつゝ夜帰る(西東三鬼)

 

利根川の古きみなとの蓮(はちす)かな(水原秋桜子)

 

うち日さす都べ淋し蓮の花(久保田万太郎)

 

放生会蓮の茶店の旅人かな(久保田万太郎)

 

うっくっと蓮の奥より誰がこゑ(高澤良一)

 

定年や遠目の蓮の吹かれざま(高澤良一)

 

ほのぼのと舟押し出すや蓮の中(夏目漱石)

 

一つづつ夕影抱く蓮かな(高浜虚子)

 

大紅蓮大白蓮の夜明かな(高浜虚子)

 

兵送る旗に茎上ぐ花蓮(長谷川かな女)

 

昼中の堂静かなり蓮の花(正岡子規)

 

蓮の花さくや淋しき停車場(正岡子規)

 

朝風やぱくりぱくりと蓮開く(正岡子規)

 

白はちす夕べは鷺となりぬべし(三好達治)

 

月の面に蓮高々と舟進む(五十嵐播水)

 

家鴨寄るときひるがへる花蓮(石原八束)

 

 

写真(上)は慈尊院の聖観音菩薩立像。写真(中)は満開の蓮の花。写真(下)は聖観音菩薩立像前で次々開花している紅白の蓮の花。


更新日:2025年7月20日 日曜日 16:43

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