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なんと神々しい擬宝珠の花♡橋本の学文路天満宮・忠魂碑周辺〜「ありがとうございます」世界平和と先人のご冥福祈る
和歌山県橋本市南馬場の学文路(かむろ)天満宮の、素晴らしい忠魂碑(ちゅうこんひ)前で7月12日、真っ白な擬宝珠(ぎぼうし)や、真っ赤なヒオウギスイセンが開花、まるで郷土に幸福を招いてくれた先人に供花、そのご冥福を祈るような風情を繰りひろげていた。
同天満宮=菅野一三(すがの・いつぞう)宮司=は、学問の神様・菅原道真(すがわら・みちざね)公を祀ることで名高いが、本殿西側にも見事な忠魂碑が建立されている。
そばの掲示板には、「太平の世が終わり 動乱の明治維新という日本にとっての節目の時期がありました。この頃から人々は望まぬ戦争に駆り出され、尊い命をお国のために差し出しました。
これは、強制ではありましたが、誰もが自分がやらなくてはという尊い犠牲心から 戦地に赴いたのでありました。
夢破れて異国の土となった者 海底深く藻屑となった者 陸軍も 海軍も 空軍も 総ての 国を思う忠義の魂がここに静かに眠ります。御英霊の冥福を祈ります」旧学文路村(学文路・南馬場・西畑・清水・賢堂・向副・横座)と紹介。
同神社の参拝・観光客は学問の神様に「勉学努力」を誓うとともに、忠魂碑前で合掌、ご冥福を祈っている。
[擬宝珠の俳句25句紹介]
四五本の花茎のびしぎぼしかな(三戸 良子)
女人のみ泊める坊舎や花擬宝珠(奥 令子)
女人堂山の鈴ふる花ぎぼし(谷口とし子)
宿もとめがたき地なるぞ花ぎぼし(角川源義)
尼寺や水の匂ひの擬宝珠咲く(豊田八重子)
忽と逝き忽と初七日花擬宝珠(塩崎 緑)
ぎぼし咲く山へ揃へて宿の下駄(神蔵 器)
くろがねの擬宝珠に露や旧城下(西本一都)
仏間よりとどくまなざし花擬宝珠(鈴木蚊都夫)
吉野の日ぎぼしの上を通りけり(高澤良一)
擬宝珠の実鳴らして降りぬ秋の谿(長谷川かな女)
旅ゆけば我招くかに擬宝珠咲く(角川源義)
日ざし恋ふ擬宝珠の丈や大樹海(大津希水)
母病める門辺擬宝珠の花久し(堀口星眠)
滝壷やさやげる花の皆擬宝珠(目迫秩父)
煽られて影をふりまく花擬宝珠(仙田洋子)
絶壁に擬宝珠咲きむれ岩襖(杉田久女)
花ぎぼし句碑と吹かるる波の音(伊藤あかね)
花擬宝珠暮色とゞまりをりにけり(星野立子)
花擬宝珠父となりたる聲弾み(石田あき子)
花擬宝珠生きとし生けるものの蜜(田中喜美子)
這入りたる虻にふくるゝ花擬宝珠(高浜虚子)
過ぎし世はやさしかりしよ花ぎぼし(斎藤道子)
雨だれにこちたくゆるゝ擬宝珠かな 野村泊月
青嵐瀬田の擬宝珠を吹めぐる 巌谷小波
写真は同忠魂碑の風景と付近に咲いた擬宝珠の花やヒオウギスイセン。













