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高野山麓・橋本の真言律宗・妙楽寺で凌霄花(のうぜんかずら)満開♡7月19日(土)は諸病封じ込め祈祷「きゅうり加持」無病息災祈ろう♪
弘法大師・空海ゆかりの和歌山県橋本市東家の真言律宗・妙楽寺=岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職=で7月上旬、色鮮やかな凌霄花(のうぜんかずら)が満開になり、由緒深い古寺の清祥さを示している。7月19日(土)には人々の無病息災を祈る「胡瓜加地(きゅうりかじ)」が営まれる。祈祷料は1人300円。
妙楽寺は弘仁11年(820)に空海が創建した紀伊西国三十二番札所・嵯峨天皇勅願所で、初代住職は空海の姪(めい)・如一尼(にょいちに)である。
長らく無住職・無檀家が続き、平成23年(2011)秋には、老朽化した本堂と庫裏(くり)が台風で崩落、撤去された。
今は同市郷土資料館で保存中の仏像3体(県指定文化財)のうち、御本尊・薬師如来坐像が同寺仮本堂にご還坐(かんざ)している。
同寺の岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職の母・康子(やすこ)さんは、境内の花鉢などに四季の花々を植栽。凌霄花(のうぜんかずら)は鐘楼門(同市文化財)を背景に、古い土塀わきで約50輪が開花、訪れる参拝・観光客はすぐそばの子安地蔵尊に手を合わせたり、凌霄花(のうぜんかずら)や紫君子欄(むらさきくんしらん)に心和ませている。
胡瓜加持(きゅうりかじ)は胡瓜を身代わりに難病・諸病を封じ込め、無病息災を祈願。19日午後1時30分から同寺・仮本堂で営まれる。祈祷料は1人300円。問い合わせは岩西住職(電話0736・32・1810)へ。
[凌霄花(のうぜんかずら)の俳句25句紹介]
いつまでも夕日離さぬ凌霄花(須賀井せつ子)
むかし吾を縛りし男の子凌霄花(中村苑子)
凌霄のかづらをかむり咲きにけり(後藤夜半)
凌霄や問ふべくもなき門つづき(中村汀女)
夕映えは水に流れて凌霄花(川崎展宏)
抱かれ居る児の跳るなり凌霄花(幸田露伴)
日ざかりや凌霄おごる松の上(森鴎外)
湖のへに凌霄かづら咲きのぼる(角川源義)
凌霄咲くかなた荒ぶる枯木灘(中村苑子)
雨のなき空へのうぜん咲きのぼる(長谷川素逝)
二度咲いて二度散る凌霄花かな(二村典子)
凌霄が垂れ漠然と今生や(池田澄子)
凌霄に散る楽しみのありしかな 長崎玲子
凌霄に雨のこまかき帰郷かな(伊藤京子)
凌霄のしんと咲き垂れ安居寺(河野静雲)
凌霄の蟻を落して風過ぎぬ(稲畑汀子)
凌霄は妻恋ふ真昼のシヤンデリア(中村草田男)
凌霄やくつろぎの日の僧のかほ(安永千鶴)
凌霄や刻を待たずに山の雨(岸田稚魚)
凌霄や午後は日の渦風の渦(古賀まり子)
のうぜんの方へ顔向け母眠る(高澤良一)
のうぜんの散らかつてゐる伝心寺(高澤良一)
のうぜんの花を数へて幾日影(夏目漱石)
のうぜんや道尋ぬるに煙草買ふ(森澄雄)
のうぜんの茂吉生家に花こぼれ(原 裕)
写真(上、下)は同寺山門わきに咲いた凌霄花や紫君子欄。写真(中)は願文・お札付きのきゅうりを用意する岩西住職と母・康子さん。













