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早くも開花10数輪の白蓮♡橋本・恋野の浮御堂の小池~若者たち「友だちに配信したい」とスマホ撮影♪

奈良時代のヒロイン・中将姫ゆかりの、和歌山県橋本市恋野の浮御堂・小池で7月5日朝、10数輪の白蓮(はくれん)が開花、真夏の陽光に輝きながら、涼風に揺れていた。

ここは紀の川左岸・高台で恋野米で名高い稲田や、野菜・果実畑が広がる。名高い中将が森には、中将姫の姿見池もある。この日、古くなった浮御堂の小池では蓮の大葉が水面を包み、白蓮が咲き誇り、数羽の白鷺(しらさぎ)も鳶(とび)も飛び交っている。

マイカーで「恋し野あじさい園」を訪れた若者たは、帰りがけに浮御堂の小池に咲いた白蓮の神々しさにおどろき、「これは友だちに配信したい」とスマホ撮影に心込めていた。

 

[蓮の花の俳句22句紹介]

 

くれなゐの蓮鑑真のために咲く(津田清子)

うす縁や蓮に吹かれて夕茶漬(一茶)

夕立の来べき空なり蓮の花(芥川龍之介)

星ばかり見ないで蓮が開くから(中村苑子)

白う咲きてきのふ今日なき蓮かな(渡辺水巴)

白蓮や浄土にものを探す風(中村草田男)

眼中の蓮も揺れつゝ夜帰る(西東三鬼)

利根川の古きみなとの蓮(はちす)かな(水原秋桜子)

うち日さす都べ淋し蓮の花(久保田万太郎)

放生会蓮の茶店の旅人かな(久保田万太郎)

うっくっと蓮の奥より誰がこゑ(高澤良一)

定年や遠目の蓮の吹かれざま(高澤良一)

ほのぼのと舟押し出すや蓮の中(夏目漱石)

一つづつ夕影抱く蓮かな(高浜虚子)

大紅蓮大白蓮の夜明かな(高浜虚子)

兵送る旗に茎上ぐ花蓮(長谷川かな女)

昼中の堂静かなり蓮の花(正岡子規)

蓮の花さくや淋しき停車場(正岡子規)

朝風やぱくりぱくりと蓮開く(正岡子規)

白はちす夕べは鷺となりぬべし(三好達治)

月の面に蓮高々と舟進む(五十嵐播水)

家鴨寄るときひるがへる花蓮(石原八束)

 

写真(上、中)は浮御堂の小池に咲いた白い蓮の花。写真(下)は浮御堂・小池風景。


更新日:2025年7月5日 土曜日 16:00

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