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シャガ(著莪)の花が神々しく開花♡橋本・玉川峡谷(紀伊丹生川)6月1日(日)アユ釣り解禁~太公望や家族連れら楽しく♪
高野山麓・伊都橋本地方の玉川峡谷(紀伊丹生川)は5月24日、初夏の清流がまばゆく、川岸ではシャガ(著莪)の花が神々しく開花。今年も6月1日(日)にはアユ釣り解禁、大勢の太公望が一本の竿に心を込め、家族連れらも水遊びを楽しむことになる。
玉川峡谷は県の名勝で、大阪に最も近い秘境。とくに嘉吉元年(1441)の玉川由来記に記された「玉川四十八石」は名高く、いろんな形をした小石から巨石まで清流に洗われ、川岸に多いシャガ(著莪)の花は、「胡蝶花(こちょうか)」という別名通り、無数の胡蝶の舞を繰りひろげている。
橋本市北宿の同川沿いには、かつて温泉総選挙ファミリー部門で全国1位となった、温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」や、修験者の行場「五光の滝(落差約30メートル)もある。
やどり地域振興協会理事長の上西進(うえにし・すすむ)さん(88)は「ぜひ四季の自然を楽しんでください」と言っている。
玉川漁業協同組合=福岡満(ふくおか・みつる)組合長=によると、同川にはアユの稚魚(人工産・湖産)500グラム放流。6月1日(日)解禁=当日入川不可能なときは1週間繰延。日券3300円、年券1万1000円。
取り扱い店=組合事務所(0736・54・4640)、やどり温泉いやしの湯(0736・32・8000)、葵茶屋(0736・54・2152)。
[著莪の花の俳句20句紹介]
あたらしき柄杓が置かれ著莪の花(川崎展宏)
しちくさの著莪の前置ながし哉(井原西鶴)
しやがしやがと著莪にふる雨聴きゐたり(高澤良一)
島の著莪活けて茶店の富士見亭(高澤良一)
ぽつとりとした電球胡蝶花(しゃが)を活けたな(北原白秋)
伊勢講の女一人や著莪の雨(加藤耕子)
夕べ著莪見下ろされゐて露こぼす(中村苑子)
夭折に色ありとせば著莪の白(鈴木紀子)
姫著莪の花に墨する朝かな(杉田久女)
掌にかこむ燐寸が濡れし著莪照らす(加藤楸邨)
新しき柄杓が置かれ著莪の花(川崎展宏)
昼ひとり鍵して病めり著莪の花(岡田 和子)
林泉の渓ふかきところ著莪の花(山口青邨)
紫の斑の仏めく著莪の花(高浜虚子)
花著莪に涙かくさず泣きにけり(長谷川かな女)
著莪の雨たうたう来たねとご住職(高澤良一)
著莪咲けば姉の忌日の来りけり(阿部みどり女)
野あやめの妹分の著莪咲けり(高澤良一)
雀の墓かくれてしまひ著莪の花(中山純子)
鞍馬夕月花著莪に佇つつらき人(赤尾兜子)
写真(上、中)は玉川峡で満開のシャガ(著莪)の花。写真(下)は玉川峡でアユ釣りを楽しむ太公望。













