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昼は白鷺が清流を踏み歩き、夜は満月(ピンクムーン)煌々と♡渡し舟の歴史残る橋本・紀の川♪

高野山の参詣人を昔、舟で渡してきた和歌山県橋本市東家・賢堂の紀の川は5月13、14日、晴天に恵まれ、昼は白鷺が川魚を求めて清流を踏み歩き、夜は満月(ピンクムーン)が現れて、歴史舞台の神々しさを繰りひろげた。

ここは橋本橋のすぐ下流で、支流・橋本川の合流地点。橋のない時代は同川両岸に常夜燈籠(じょうやとうろう)が輝き、北側は旧高野・大和街道の交差点で、大阪や奈良方面から高野参詣する人々は、昼夜を問わず渡し舟で往来した名所である。

5月13、14両日は初夏の日差しが暖かく、橋本川下流には白鷺が飛来して、せせらぎを踏み歩きながら川魚をあさる。夜は紀の川南岸の国城連峰の空に満月(フラワームーン)が現れ、夜霧に包まれながら輝いている。

 

JR・南海橋本駅から通勤する会社員や、ショッピング客らは、昼は白鷺、夜は名月の美しさに思わず立ち止まる。

郷土史に詳しい高齢者の一人は、「ほとんどの高野参詣人は、ここで白鷺も満月も眺めたたに違いなく、高野山麓のすばらしさを感じます」と話していた。

写真(上)橋本川下流を踏み歩く白鷺。写真(中)は紀の川の空にかがやくピンクムーン。写真(下)は常夜燈籠(じょうやとうろう)が残っている紀の川北岸の橋本川合流地点。


更新日:2025年5月15日 木曜日 00:59

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