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運よく雷雨去ってピンクムーン(満月)かがやく♡橋本の真言律宗・妙楽寺の空~翌日は鐘楼門近くで藪椿など春光浴びる♪

今春のピンクムーン(満月)は4月13日、曇天のため現れなかったが、翌14日夜は時折、雷雨が去って高野山麓・橋本の真言律宗・妙楽寺=岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職=の東空にまん丸いピンクムーンが輝いた。

翌15日の白昼は雲間に青空が広がり、同寺・鐘楼門近くの境内では真紅の藪椿がまばゆく、地上の落椿は春雨にしっとり土に還っていく。

同寺は嵯峨天皇・勅願により弘仁11年(820)、弘法大師が開創、姪(めい)の如一尼(にょいちに)が初代住職を務めた古寺。やがて無住寺・無檀家となったため、今は老朽化した本堂も巨木も撤去。ご本尊・薬師如来坐像と江戸時代建立の鐘楼門だけが残存。

岩西住職の母・康子(やすこ)さんは、境内で四季の花々を咲かせ、地元有志グループは毎年、托鉢寒行などに尽力、本堂再建を目指している。

この日、訪れた参拝者らは「昨夜は運よく満月を眺められたし、きょうは樹上の藪椿と地上の落椿に恵まれた」と喜んでいた。

写真(上)は妙楽寺の空に輝くピンクムーン。写真(中、下)は鐘楼門近くで春光を浴びる藪椿と落椿。


更新日:2025年4月15日 火曜日 21:08

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