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橋本市郷土資料館50年ぶり新築移転オープン♡ふる里の歴史・文化素晴らしいよ♪
和歌山県橋本市で半世紀の歴史を持つ同市郷土資料館は、あさもよし歴史館とともに、同市橋谷の紀見地区公民館へ移転、4月5日朝、平木哲朗(ひらき・てつろう)市長や今田実(いまだ・みのる)教育長、森下伸吾(もりした・しんご)市議会議長ら約20人が出席、オープンセレモニーが行われた。
平木市長らは「ふる里の歴史文化資料を展示するので、子どもたちとともに学び楽しんでほしい」と挨拶、同資料館入口でテープカットして祝った。
郷土資料館は昭和49年(1974)に杉村公園、あさもよし歴史館は同51年(1976)にJR紀伊山田駅近くでスタート。今回は両館・老朽化により複合移転した。
同市は高野参詣道と伊勢(大和)街道の交差地点で、その歴史を「陸(おか)のみち」「祈りのみち」「川のみち」「人々の暮らし」と題して、貴重な文化財や写真などを展示。
同市出身で日本女性初のオリンピック水泳金メダリスト前畑秀子(まえはた・ひでこ)さん、世界初の潜水泳法による金メダリスト古川勝(ふるかわまさる)さん、世界超1級の数学者・岡潔(おかきよし)博士の活躍ぶりを紹介、3人と同じ身長の容姿板も飾っている。
午後1時オープンすると、訪れた市民らは郷土の素敵な文化財に見入り、古川勝さんの容姿板と背丈を比べて「やっぱり背が高い」とにっこり。「改めて家族や友人と鑑賞に来たい」と話していた。
開館時間は午前9時~午後5時。休館日は月曜日(国民祝日・休日の場合は翌日休館)としている。入館無料(特別展示室は、観覧料必要の場合もある)
同資料館(TĒL=0736・25・5150)。
(上)は開館祝いのテープカットを行う平木市長(左から2人目)ら。写真(中)は展示品の一部=陵山(みささぎやま)古墳からの出土品の一部。写真(下)は左から岡潔博士、前畑秀子さん、古川勝さんの容姿板。