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紅梅の花蜜楽しむメジロちゃん♡女人高野別格本山・慈尊院~参拝・観光客の心和ませる♪
高野山麓・九度山町の女人高野別格本山・慈尊院=安念清邦(あんねん・せいほう)住職=で3月17日、鮮やかな紅梅がいっぱい開花、その枝々に集まる可愛い瞳のメジロたちがクチバシで花蜜を楽しみ、参拝・観光客の心を和ませていた。
ここ慈尊院は弘法大師・空海の母、玉依御前(たまよりごぜん)を祀る著名寺院。和歌山の作家・有吉佐和子さんが、昭和34年(1959)に明治の女性を描いた小説「紀ノ川」が映画化され、主人公・花(司葉子さん)が祖母と共に慈尊院へ乳房型絵馬を奉納。以来、安産・子宝の祈願寺としても脚光を浴びている。
この日、体感温度6度の寒さとは言え、同院・山門をくぐった境内では無数の紅梅が咲いて、白環の瞳や黄緑の背中が可愛いメジロが飛来。必死で花蜜を求めている。
境内の朱塗りの多宝塔の吊るし鐘は寒風に鳴り、近くのナギの木(天然記念物=高さ約15メートル、幹回り約2メートル)の木陰では、観音菩薩立像が神々しくほほ笑んでいる。
訪れる家族連れや、若者たちは先ず本堂前で合掌。梅花に集うメジロに驚きながら望遠レンズ・カメラ撮影を楽しんだ後も観音菩薩立像に手を合わせていた。
同院の梅の花は、山門の左右外側でも神々しく咲いている。
写真(上)は紅梅の花蜜を楽しむ可愛いメジロ。写真(中)は紅梅わきの観音菩薩立像と後ろのナギの古木。写真(下)は紅梅の花クローズアップ。
更新日:2025年3月17日 月曜日 16:48