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白梅の花いっぱい咲いて、お猿さん目をぱちくり♡JR・南海橋本駅近くの丸山公園~次は満開の桜が楽しみ♪

和歌山県橋本市のJR・南海橋本駅近くの丸山公園で、1本小さな梅の木から無数の蕾が生まれ、約30輪の白梅の花が開いて、近くの園舎のお猿さんが目をぱちくり、暖かい春の訪れを感じさせている。

橋本駅の北側には近畿で最古級の横穴式石室を持つ陵山(みささぎやま)古墳があり、その南側に丸山公園が隣接、園舎では、お猿さん親子3匹が暮らしている。

その近くの白梅の木は高さわずか3メートルだが、無数の蕾は次々ふくらんで開花、お猿さんはもちろん、訪れる人々の心を和ませている。

ここは高野山麓・橋本地方の桜の名所。今年も春らんまんの頃には、家族連れや友人グループが花筵(はなむしろ)に集まり。お花見と飲食・会話を楽しむことになりそう。

 

[季語・白梅の俳句10句紹介]

 

白梅になき仏心を紅梅に(森 澄雄)

 

ひしめけるものらみにくし白梅さへ(三橋鷹女)

 

山棲みに光る水増え梅真白(鷲谷七菜子)

 

御手洗に白梅うつる小宮(寺田寅彦)

 

男来て梅の白さに狼狽す(宇多喜代子)

 

白梅に昔むかしの月夜かな(森 澄雄)

 

白梅の中紅梅に近づきぬ(澄雄)

 

白梅の微熱のそばに兄ありぬ(宇多喜代子)

 

白梅をはなれてありぬ昼の月(飴山實)

 

雑木原白梅ぬれて鵯の啼く(飯田蛇笏)

写真(上)は丸山公園で咲いた白梅の花。写真(中)は白梅の花に目をぱちくりさせるお猿さん。写真(下)は丸山公園の遊具広場やお猿の園舎=背景は陵山古墳。


更新日:2025年3月3日 月曜日 14:09

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