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寒風吹きすさぶ和歌山城まるで墨絵のよう♡カイツブリは楽しく遊泳~菰巻きの松、松、松は暖かそう♪

立春から10日目の2月13日朝、和歌山市の和歌山城公園は寒風が吹きすさび、お堀沿いの松並木の針葉から凍えそうな音が立ち、お堀の向こうの虎伏山(とらふすやま)にそびえる天守閣は影絵のよう。

 

同公園の約250本の松の高さ1メートル付近には、害虫駆除のための菰(こも)が縄で巻かれていて、寒風などものともしない暖かさでいっぱい。お堀では数10羽のカイツブリ(鳰)が楽しそうに潜ったり遊泳したり。厳寒ながらも別名・伏虎城(ふっこじょう)の立春詩情を繰りひろげていた。

 

この和歌山城は虎伏山(標高48m)に築かたが、昭和20年(1945)の空襲で消失、天守曲輪の建物などを復元。岡口門(国指定重要文化財)や多くの石垣が残存している。

 

この日、お堀周辺の歩道を往来する家族連れや、若いカップルらは、何度も松の木陰に立ち止まり、墨絵のような天守閣や松の菰巻き、カイツブリの遊泳などをスマホ撮影。「この公園は桜の名所ですが、このように四季折々の風景も何とも言えません」と白い息を吐いていた。

写真(上)は松の向こうの墨絵のような和歌山城。写真(中)はお堀を遊泳するカイツブリ。写真(下)は暖かそうなお堀周辺の菰巻きの松。


更新日:2025年2月13日 木曜日 17:11

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