ニュース & 話題
静かに心なごむ橋本の絵本作家・南口とまとさん(78)地元初の絵本展♪橋本市民活動サポートセンター♡入場無料2月8日(土)まで
和歌山県橋本市の絵本作家・南口(みなみぐち)とまとさん(78)の絵本や絵画を集めた初の「南口とまと絵本展示会」が2月1日、同市保健福祉センターで開幕した。展示場は同館2階の橋本市民活動サポートセンターで、2日(日)の休館日を除いて2月8日(土)午後3時まで開かれている。
南口さんはパソコンによる図面製作の経験があり、「家の縁側から見えるような何気ない日常で感じたことや、周りの自然から感じ取ったことを伝えていきたい」と考え還暦を迎えた平成18年(2006)に奈良芸術短期大学に入学。デザインやデッサンなどの専門知識を8年間学び、これまで15冊の作品を発表。奈良県橿原市の小学校などにも配布され、多くの子どもたちを喜ばせている。
今回の「南口とまと絵本展」では、「春はどこから来るの」という姉妹の疑問に、おばあさんが優しくこたえる「春よこい」や、村にある1本のレモンの木の秘密に、ひとりの少女が興味を持つところから、物語の始まる「ふしぎなレモン」などの絵本と原画28枚を出展。南口さんのイラストで飾られた橋本市民活動サポートセンター情報紙「はしさぽ」も展示されている。
訪れる家族連れや友人グループは、「静かに見入るだけで心和みます」とにっこり。南口さんは「年齢に関係なく作品を楽しんでもらえたら嬉しいです」と話している。
同展は入場無料、午前9時~午後5時。最終日は午後3時まで。問い合わせは同センター(0736・33・0088)。写真はいずれも「南口とまと絵本展示会」風景。
更新日:2025年2月1日 土曜日 22:51