冬日差しにかがやく子ども地蔵や遊泳する錦鯉♡橋本の高野山真言宗・子安地蔵寺～クリスマスローズ(冬の貴婦人)もうすぐ咲くよ♪

立春を控えた１月３１日、和歌山県橋本市菖蒲谷９４の高野山真言宗・子安（こやす）地蔵寺=島田弘恭(しまだ・こうきょう)住職＝の本堂前で紅白の山茶花が満開になり、その近くでは子育て地蔵や子ども地蔵が冬日差しに輝いている。

山門をくぐった灯籠前の小池では、数十匹の錦鯉が大きく渦を巻いたり、列を成したりして遊泳。２月下旬以降は「冬の貴婦人」と呼ばれるクリスマスローズが咲くことになる。

同寺は天平９年(７３７年)に行基菩薩が開基。御本尊・地蔵菩薩像は行基菩薩の手彫りで紀州徳川家の安産菩提所。毎年４月下旬ごろ藤棚から名物・九尺藤（くしやくふじ）などが咲き誇り「関西花の寺２５か所」の１つとして名高い。

この日、参拝・観光客らは水子地蔵や子育て地蔵、こども地蔵に合掌した後、境内の花々や遊泳する錦鯉を眺めて、スマホ撮影を楽しんでいた。

クリスマスローズは昨年１月下旬、同寺のご協力により本紙で紹介「今年も２月下旬以降の開花が楽しみ」としている。

写真(上)は可愛い子ども地蔵。写真(中)は同寺に咲いたクリスマスローズ＝昨年１月下旬に本紙撮影・保存。写真(下)は同寺の小池を遊泳する錦鯉の群れ。

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