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降雪近づく紀伊山地を遠望~人気の橋本・高野口公園の展望台♡周辺では寒風に煽られる穂薄や真紅の椿あざやかに

近畿地方中部まで降雪情報が広まってきた1月9日午後、和歌山県橋本市の高野口公園の展望台(高さ約10メートル)にのぼると、遥か南の高野山や国城山、雨引山などの紀伊山地が幾つもの重々しい雲におおわれ、山麓のまちも紀の川も白々とかすみ、有難くも厳しい新春風景を繰りひろげた。

ここはJR和歌山線・高野口駅北側の庚申山(こうしんさん)の高野口八幡神社近くで春は桜の名所だが、この日その高台に立つと、すでに穂綿(ほわた)と化した群芒(むれすすき)が寒風に煽られ、近くでは真紅の椿が開花、無数の蕾がふくらんでいる。

展望台にのぼると、眼下ではまさに高野山の玄関口の商店・民家がひろがり、紀の川南の紀伊山地は間もなく雪雲に変わりそう。時折、愛犬を連れた男性が訪れ、愛犬と一緒に展望台にのぼり、厳しい新春風景を心に収めていた。

写真(上)は人気の高野口公園・展望台の人影。写真(中、下)は同公園で寒風に煽られる群芒や鮮やかな真紅の椿=遥か彼方は高野山など紀伊山地の風景。


更新日:2025年1月9日 木曜日 16:44

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