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橋本・紀の川左岸でカッパさん目をぱちくり♡実南天もまばゆく市民ら「世界平和」「人類の幸せ」祈る

和歌山県橋本市赤塚の紀の川にある河太郎岩(がたろいわ)付近の竹林で12月中旬、実南天の綺麗な赤房が垂れ下がり、同川左岸に設けられた祠(ほこら)では、石製・カッパ(河童)が目をぱちくりさせて時折、訪れる人々が「世界平和」や「人類の幸せ」を祈っている。

この石製・カッパ(河童)は地元の石材業・石橋達雄(いしばし・たつお)さん(故人)が製作寄贈。カッパは小さな祠の中で正座、眼下の河太郎岩(がたろいわ)に向かって可愛い表情でお辞儀している。

ここは紀の川・恋野橋のすぐ下流左岸。南側には奈良時代の中将姫物語の伝わる雲雀山が聳えている素晴らしい舞台。それでも石製・カッパの存在を知っている市民は、まだまだ少ないが時折、訪れる家族連れらはカッパさんの可愛さにびっくり。手を合わせていろんなお願いをした後、スマホ撮影も楽しんでいる。

[季語・実南天の俳句5句紹介]

億年のなかの今生実南天(森澄雄)

口切や南天の実の赤き頃(夏目漱石)

坐してゐて時飛んでをり実南天(森澄雄)

とやかくの家相を払ふ実南天(能村登四郎)

南天の実をこぼしたる目白かな(正岡子規)

写真(上、下)は紀の川左岸の祠で眼下の河太郎岩にお辞儀するカッパさん。写真(中)は竹林でかがやく実南天。


更新日:2024年12月16日 月曜日 15:40

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