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10数輪の冬桜開花♡橋本・南馬場の紀の川左岸~自然造形の雲は下流を渡り歳末風情そのもの♪

高野山や葛城・金剛連峰が冠雪した翌12月9日、和歌山県橋本市南馬場の紀の川左岸堤防で、10数輪の冬桜が開花、下流の芒原(すすきばら)は北西の風にそよぎ、中空では自然造形の雲が静かに川渡りをして、高野山麓の歳末風情を繰りひろげていた。

同堤防は染井吉野の桜並木で名高く毎春、観光客で大賑わい。染井吉野は厳冬に咲かないが、下流の堤防では冬桜が早くも開花。冬桜は100~500円玉程度と小さいが、純白で瑞々しく、真紅の蕾も底抜けに可愛い。近くの河原では雑草が刈り取られ、彼方では枯芒(かれすすき)が冬日にかがやき、北西の葛城・金剛連峰の中空には幾つもの雲が生まれ、下流域を紀伊山地の空へ渡って行く。

駆け足や早や足で散策する人々は時折、冬桜に見入ったり、山河の風景を眺めたりして呼吸を整えていた。

写真(上、中)は小さく清楚で美しい冬桜。写真(下)は紀の川・芒原の彼方を渡る幾つもの白雲。


更新日:2024年12月9日 月曜日 16:28

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