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百日草や鶏頭の花神々しく♡橋本・紀の川右岸の知縄地蔵堂~男性ハイカーら感動「四季折々来てみたい♪」
和歌山県橋本市中下の紀の川北岸にある「知縄地蔵堂(ちなわじぞうどう)」前で10月17日、10数輪の鶏頭(けいとう)の花が咲いて、参道沿いでも百日草(さるすべり)などが開花、初めて参拝に訪れたという男性ハイカーらは、「なんと素晴らしい紀の川のほとり…。四季折々来てみたいです」とにっこり。
ここは鎌倉幕府5代執権(しつけん)・北條時頼(ほうじょう・ときより)が紀の川に棲む怪魚を退治したという昔話から、血縄(ちなわ)という別名もあるという。
今の知縄地蔵堂は平成元年(1989)11月、多くの人々の浄財で改築され、そばには小さな石の地蔵尊が並んでいて、対岸には昔、大和の中将姫が隠れ住んだと伝わる雲雀山(ひばりやま)が聳えている。
この日、同地蔵堂の参道沿いの畑では、ピンクの百日草や金色の南瓜(なんきん)の花なども咲いて、まさに秋本番の趣きあふれる。地元在住で、山河の四季に詳しい上西進(うえにし・すすむ)さんは、「ここは歴史・自然の素晴らしいところ。いずれ観光名所になるでしょう」と話していた。
写真(上)は知縄地蔵堂への参道わきに咲いた百日紅の花。写真(中)は紀の川右岸の知縄地蔵堂と左岸に聳える雲雀山。写真(下)は同地蔵堂前の鶏頭花。
更新日:2024年10月17日 木曜日 21:43