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秋分の日~小雨に霞む橋本の城山(長薮城跡)や国城山♡韮にら)や菊芋(きくいも)の花もしっとり♪
和歌山県橋本・伊都地方は「秋分の日」の22日、涼風と小雨をいただき、京奈和自動車道・橋本IC北東の中世の橋本・城山(長薮城跡)や、南西の弘法大師・空海ゆかりの国城山(くにぎさん標高552メートル)が雨雲に霞み、高台のイチジク畑では、鮮やかな菊芋(きくいも)の花が咲き誇り、秋風情を繰りひろげた。
同市東家の愛宕山(あたごさん)南方の高台に立つと、眼下の京奈和自動車道・橋本IC周辺は、高野山参拝や郷土墓参などのマイカーでいっぱい。南東の葛城・金剛連峰手前では、守護・畠山氏に仕えた牲川義春(にえがわ・よしはる)氏が文明年間(1469~86)に築いた城山(長薮城跡)がしっとり。
北西では、弘法大師が紀の川北岸から高野山へ帰る途中、合掌して仰いだと伝わる国城山が雨雲に包まれ、山麓のイチジク畑では鮮やかな菊芋の花が咲いている。墓参者の一人は「爽やかな風雨でよかった。御先祖や人々の冥福を祈ります」と話していた。
写真(上)は遥か彼方で小雨に霞む橋本・城山(長薮城跡)。手前は京奈和自動車道・橋本IC周辺。写真(中)は小雨に綺麗な韮(にら)の花。写真(下)は黄色い菊芋(きくいも)の花の向こうに霞む国城山。
更新日:2024年9月22日 日曜日 16:58