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高野山麓・橋本の真言律宗・妙楽寺で凌霄花(のうぜんかずら)満開♡9月17日(火)夜は境内で勤行(ごんぎょう)観月・コンサート♪
弘法大師・空海開祖の和歌山県橋本市東家の真言律宗・妙楽寺=岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職=で、色鮮やかな凌霄花(のうぜんかずら)が満開になり、由緒深い古寺の清祥さを示し、同寺境内では9月17日(火)夜「勤行(ごんぎょう)観月・コンサート」が開かれる。
同寺は弘仁11年(820)創建の紀伊西国三十二番札所・嵯峨天皇勅願所で、初代住職は空海の姪(めい)・如一尼(にょいちに)である。
長らく無住職・無檀家が続き、平成23年(2011)秋には、老朽化した本堂と庫裏(くり)が台風で崩落、撤去された。今は同市郷土資料館で保存中の仏像3体(県指定文化財)のうち、御本尊・薬師如来坐像が同寺仮本堂にご還坐(かんざ)している。
同寺の岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職の母・康子(やすこ)さんは、鐘楼門(同市文化財)わきに凌霄花など四季の花々を植栽。今は古い土塀わきで数十輪が開花、参拝者の心を和ませている。
「勤行(ごんぎょう)観月・コンサート」は17日午後7時から、鐘楼門前の境内で開催。大和語りべ・やすきひろこさん、箏演奏家・山田裕子さんらが登場、月下で名演奏を繰りひろげる。参加費は一人500円。岩西住職は「名月を鑑賞し、秋の夜長をお楽しみください」と言っている。
写真(上)は妙楽寺・鐘楼門わきで満開の凌霄花。写真(中、下)は昨年の名月と演奏風景=右は琴演奏の山田裕子さん、左は打楽器演奏のユンツボタジさん。
更新日:2024年9月10日 火曜日 16:09