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紫のエゾミソハギ咲いて、錦鯉の群れ遊泳♡橋本の高野山真言宗・子安地蔵寺~参拝者の心いやす♪
まばゆく晴れて体感温度30度超えとなった9月上旬、 「関西花の寺25か所」の1つ和歌山県橋本市菖蒲谷94の高野山真言宗・子安(こやす)地蔵寺=島田弘恭(しまだ・こうきょう)住職=の小池で色鮮やかな錦鯉(にしきごい)か遊泳、池畔ではエゾ(蝦夷)ミソハギの花が紫色にかがやき、暑いながらも参拝者の心は涼風に包まれた。
同寺は天平9年(737年)に行基菩薩が開基。御本尊・地蔵菩薩像は行基菩薩の手彫りで、紀州徳川家の安産菩提所である。毎年4月下旬ごろ、藤棚から名物・九尺藤(くしやくふじ)などが咲き誇り、神々しい藤の寺としても名高い。
9月上旬、同寺の門前では色鮮やかな幟旗(のぼりばた)が涼風にそよぎ、マイカーで時折、訪れる家族連れらが参拝。山門をくぐった藤棚わきには灯籠に飾られた小池があり、数十匹の錦鯉が大きく渦を巻いたり、列を成したりして遊泳。池畔では細長い茎の先端が紫にかがやくエゾ(蝦夷)ミソハギなどが咲いている。
参拝者は本堂や水子地蔵尊に向かって合掌した後、錦鯉や境内の花々を眺めて、スマホ撮影を楽しみ、帰りには自動販売機前でジュースなど飲料水を味わっていた。
写真(上)は色鮮やかな錦鯉たち。写真(中)はエゾ(蝦夷)ミソハギ。写真(下)は幟旗がはためく子安地蔵手の山門前。
更新日:2024年9月7日 土曜日 07:59