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恋野米の稲穂かがやき、農業用ためは池でカイツブリ遊泳♡高野山麓・橋本~台風10号被害なくて有難う♪

豪風雨らしいと恐れられた台風10号が近畿地方を去り、熱帯低気圧に変わった9月2日、和歌山県橋本市恋野の田んぼでは稲穂が瑞々しく実り、緑まばゆい菱草(ひしくさ)の生い茂る水面では、カイツブリ(鳰)が遊泳、有難い自然風景を繰りひろげていた。

橋本・恋野地区は奈良時代の中将姫伝説や名産・恋野米などで名高い。元区長の辻本賢三(つじもと・けんぞう)さんは、無農薬のアイガモ農法を実践。毎年、地元小学校や子ども園の子どもたちに「レンゲ摘み」や「アイガモ放鳥」を体験してもらい喜ばれている。

この日、地元の稲田では無数の稲穂が垂れ下がり、黄金色(こがねいろ)に輝いて眩いかぎり。やや高台の本田池(ほんでんいけ)は適度の水量で菱草が広がる。青空の映る水面では数羽のカイツブリ(鳰)が仲良く泳ぎ回っている。

辻本さんは「今回の台風10号では、稲穂が倒れたり、池の水が溢れることもなく、農家としても誠に有難いです」と話していた。

写真(上)は被害なく瑞々しく実った恋野米の稲田。写真(中)は高台から眺めた恋野の田園と背景の葛城・金剛連峰。写真(下)は本田池の菱草の合間を遊泳するカイツブリ。


更新日:2024年9月2日 月曜日 16:09

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