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最強の台風10号、近畿地方へ刻々と!「橋本市ハザードマップ」(保存版)参考に市民ら防災対策急ぐ

過去最強の台風10号が九州や中・四国から近畿に迫りつつある8月30日、和歌山県橋本市の商店・民家の人々は暴風雨対策を整える必要性が出てきた。市民の多くは防災の要点をまとめた「橋本市ハザードマップ」(同市総合政策部・危機管理室)を保存しているらしく、高齢者の一人は「すでにハザードマップを参考に防災策を整えています」と元気に話していた。

同マップの平常時確認⇒「土砂災害について」では、土石流、地すべり、がけ崩れについて説明。例えば土石流は「谷や斜面に溜まった土・石・砂などが大雨による水とともに一気に流れ出す現象。スピードが速く、破壊力も大きいため、広範囲に大きな被害が出る」と記し、さらに土石流や地すべり、がけ崩れの前兆現象も紹介している。

また、平常時確認⇒「河川の氾濫に」ついては、河川管理者と気象庁が洪水予報を発表。同市はこの情報を目安にして、避難に関する情報を発令すると説明。

さらに被災時・非常時に先ず持ち出す「非常持出品」(最初の一日をしのぐために必要なもの)を紹介。貴重品類(現金、預金通帳・印鑑・キャッシュカード。健康保険証、運転免許証、)、避難用具(懐中電灯、携帯ラジオ、予備の乾電池、ヘルメット・防災ずきん、モバイルバッテリー)、必需品・貴重品(車や家の鍵、眼鏡・コンタクトレンズ、補聴器、持病薬)などを記している。

緊急ダイヤルは消防・救急(119)、警察(110)、橋本市役所(0736・33・1111代)、同市消防本部((0736・33・0119)、伊都消防組合本部((0736・22・0119)、橋本警察署(0736・33・0110)、かつらぎ警察署(0736・22・0110)である。

写真は橋本市ハザードマップ表紙と中身の一部。


更新日:2024年8月30日 金曜日 16:25

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