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橋本の隅田八幡神社で8月18日「ミニ盆踊り&夜店」楽しいよ♪近くの末社・丸高稲荷では鉄砲ゆりやサルスベリ神々しく咲いて
和歌山県橋本市隅田町の隅田八幡神社の末社・丸高稲荷(まるたかいなり)神社の境内で8月17日、真っ白な鉄砲ゆりや真っ赤なサルスベリが咲いて、参拝者の心を癒していた。
近くの隅田八幡神社=寺本佳文(てらもと・よしふみ)宮司=では令和6年「はちまんさんの縁日」の同18日(日)午後4時~8時、ミニ盆踊りや夜店など小さな子ども対象の催しを予定している。
隅田八幡神社は、秋祭りの担ぎ屋台(かつぎだんじり)で名高い。桜の名所である丸高稲荷神社は丸高山山頂にあり、参拝者は四季折々、ふもとの大鳥居から、87基もの朱色の鳥居をくぐって参拝している。
猛暑のこの日、さすがに人影は少なかったが、参拝者の一人は鉄砲ゆりやサルスベリを眺めてスマホ撮影。別の参拝者から18日のミニ盆踊りや夜店などの催しを聞いて「ぜひ子どもを楽しませたい」と話していた。
[季語・百合の花の俳句15句紹介]
倒れ木も多し百合咲く夏の山(河東碧梧桐)
夕月に山百合は香を争はず(飯田龍太)
妻の背の百合の花粉は告げざりき(加藤秋邨)
妻機嫌よき日は百合も匂ひ立つ(日野草城)
寡婦住めりあえかに百合を咲かしめて(中村苑子)
に山百合遠し川ふかし(飯田龍太)
山百合の一輪薫ず観世音(水原秋櫻子)
山百合やこのふるみちを人わすれ(水原秋櫻子)
百合咲けばお地蔵さまにも百合の花(種田山頭火)
母に遺す一高の帽白き百合(橋本多佳子)
百合の香に愛する子らとあるこゝろ(杉田久女)
百合の香のしづかに絶え間なく語る(中村草田男)
いろいろの名もおもしろや百合の花(正岡子規)
うつむくは思案に似たり百合の花(正岡子規)
今生のこれも夢なる百合の風(石塚友二)
写真はいずれも丸高稲荷神社境内に咲いた鉄砲ゆりやサルスベリ。背景は長い参道の朱色の鳥居。