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第10回橋本灯籠流し、ご先祖の安泰祈る♡家族連れら金魚すくいなども楽しむ♪
ご先祖などの御霊(みたま)をお送りする、第10回「橋本灯籠(とうろう)流し」がお盆の8月15日夜、和歌山県橋本市のJR・南海橋本駅近くの橋本川で行われ、大勢の家族連れらが綺麗な灯籠を流してご先祖の安泰を祈った。
ここはJR・南海橋本駅から西へ徒歩約5分の橋本川・古東橋たもと。紀の川へ合流する同川は街灯にきらきら。堤防沿いでは「金魚すくい」「かき氷」「たこ焼き」などの夜店が10数店並び、ゆかた姿の市民らでいっぱい。
高野山真言宗の観音寺(橋本・東家)の柿内諦光(かきうち・たいこう)住職や応其寺(橋本・古佐田)の松井孝憲(まつい・こうけん)副住職、普賢寺(橋本・菖蒲谷)の平田一成(ひらた・いっせい)住職、成就寺(学文路)の木曽泰延(きそ・たいえん)住職らは午後7時頃から灯籠や水流に向かって読経。
石段上で待っていた大勢の市民が流し場へ降りて、まばゆく輝く灯籠を一つ一つ丁寧に流して両手を合わせた。同夜は時折、遠雷・稲光も流れたが、灯籠はやがて幾筋かの列を成して行く。
子ども連れの両親は「先祖のご安泰を祈れてよかった。子どもたちも金魚すくいに挑んで大喜びでした」と話していた。
写真(上)は灯籠流しの風景。写真(中)は灯籠・水流に向かって読経する柿内住職=手前=ら。写真(下)は楽しい金魚すくい風景。
更新日:2024年8月16日 金曜日 15:02