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企画展「陸奥宗光と和歌山―宗光を支えた紀州の賢人―」和歌山市立博物館♡橋本地方にもゆかり深いよ♪
和歌山市出身の偉大な政治家・陸奥宗光(むつ・むねみつ)の生誕180周年記念展「陸奥宗光と和歌山」が、同市湊本町の市立博物館で開かれ、とくにゆかり深い橋本地方の人々を感動させている。9月8日まで。入館料は一般・大学生100円、高校生以下無料。
宗光は紀州藩の重臣・伊達宗広の第6子として和歌山市で誕生。宗光9歳の時、父は藩の政争に巻き込まれ、田辺安藤家へお預け。宗光も母や兄とともに嘉永6年(1853)、伊都郡名古曽村(現・橋本市高野口町名古曽)の十里塚で追放された。
宗光らは橋本市小原田や同市恋野などを流浪の後、九度山町入郷の庄屋・玉置左五兵衛方の一室で生活。宗光は橋本市東家の大和街道沿いに居住していた和田復軒に漢学を学び、15歳で江戸へ出発するまで五條で勉学に励んだという。。
宗光は文久3年(1863)、神戸・海軍操練所で勝海舟に師事。そこで坂本龍馬の亀山社中・海援隊に参加。明治維新後は、和歌山藩の藩政改革を実現し、第2次伊藤博文内閣の外務大臣として、日英通商航海条約を締結。不平等条約である治外法権の撤廃など数々の功績を残した。
和歌山市立博物館は宗光や宗光を支えた紀州の賢人らの写真をチラで紹介「陸奥の生涯と業績をたどりながら、彼を支えた和歌山の人物たちを紹介します」と記している。
休館日は月曜日(但し8月12日は開館)祝日の翌日開館時間は午前9時~午後5時(但し入館は午後4時30分まで)。
写真(上)は陸奥宗光と宗光を支えた賢人たち=企画展チラシより。写真(中)は宗光が漢学を教わった大和街道(橋本市東家)の和田復軒住居跡付近。写真(下)は陸奥宗光のDVD&冊子。
更新日:2024年8月9日 金曜日 16:34