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さすが立秋♪稲穂実りはじむ♡名高い橋本・杉尾の山里~緋衣草や姫ヒマワリも開花

日本の音風景100選「杉尾の巨石」で名高い、和歌山県橋本市杉尾の山里で立秋の8月7日、紫の緋衣草(ひごろもそう)や姫ヒマワリが開花、稲田では早くも稲穂が実りはじめて。

猛暑ながら初秋の趣きを繰りひろげている。

「杉尾の巨石」は、明王寺わきの635段の階段を登った山上にあり、耳を当てると遠くの紀の川の水音さえ伝わるという。同寺前の畑には昔、大きな「寺小屋」(学問施設)があり、多くの子供たちが巣立ったと伝わっている。

この日、明王寺わきでは紫の緋衣草(ひごろもそう)、谷川の岸辺では姫ヒマワリが咲きほこり、橋本・伊都地方では最も早く田植えを済ませたという稲田では、無数の稲穂がぶら下がっている。

周囲の山々からは「セミセミセミ」という蝉の声があふれ、谷川では幾つもの小滝が水しぶきを放つ。マイカーで訪れる家族連れらは「いつも日本の季節の良さを感じさせてくれる」と喜んでいた。

写真(上)は明王寺わきに咲いた緋衣草の花。写真(中)は早くも実りはじめた杉尾の稲田。写真(下)は谷川沿いで満開の姫ヒマワリ。


更新日:2024年8月8日 木曜日 15:42

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