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マコトハス早くも咲いた♡橋本の天然温泉「ゆの里」近くの蓮池~お盆には高野山参拝・観光客の心癒す

ハス(蓮)の中でも超一級と言われるマコトハス(誠蓮)が6月23日、和歌山県橋本市神野々の天然温泉「ゆの里」近くの蓮池で早くも咲き誇り、無数の蕾(つぼみ)も次々生まれている。

8月のお盆頃には満開となり、多くの観光客がスマホ撮影、霊峰・高野山の各寺院でも参拝者の心を癒すことになる。

誠蓮普及会の冊子によると、マコトハスは昭和6年(1931)ごろ、福岡の佐藤誠(さとう・まこと)さんが自分の蓮田で、珍しい色彩のハスを発見し、改良淘汰(かいりょうとうた)を重ねて、花は濃い紅色、純白の根は粘り強くおいしいマコトハスを完成させた。

このマコトハスに感激したのは、自衛隊和歌山地方協力本部の森下進一(もりした・しんいち)曹長の父で、平成18年(2006)から自分の蓮池で栽培。森下さんは亡父の後を受け継いで精魂込めて栽培している。

雨季を迎えたこの日、マコトハスは神々しく、夜来の雨により蓮の大葉では水玉がきらきら、水中では雨蛙(あまがえる)、空では塩辛蜻蛉(しおからとんぼ)が遊びまわっていた。

写真(上)は早くも咲いたマコトハス。写真(中)は次々生まれるマコトハスの蕾。写真(下)は天然温泉「ゆの里」近くの蓮池=背景は紀の川南岸の国城山。


更新日:2024年6月23日 日曜日 18:15

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