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今夏初の白い花蓮咲いたよ♪奈良・五條の生蓮寺~可愛い「てるてる坊主」もにこにこ♪
弘法大師・空海ゆかりの奈良県五條市二見の高野山真言宗・生蓮寺(しょうれんじ)で6月8日、今夏初の真っ白い花蓮(はなはちす)が開花、山門や本堂の軒下には沢山の「てるてる坊主」が飾られて、参拝・観光客の心を和ませていた。
同寺は和歌山県橋本市の隣市にあり、平安初期に嵯峨天皇の皇后様の安産祈願所として創建。御本尊は地蔵菩薩で、弘法大師・空海が高野山開創時に立ち寄り、御本尊胎内に手彫りの小地蔵を安置、「晴天を祈った」との伝承から「晴れ祈願の寺」として名高い。
この日、同寺・山門わきの花壺では、寺名の花蓮(はなはちす)の中でも、まっ白な一輪の蓮の花が咲いて神々しさでいっぱい。山門や本堂の軒先では、すでに全国の尊崇者から奉納された「てるてる坊主」約300体が涼風に揺れていた。
「晴耕雨読」(晴れた日は田畑で働き、雨天の日は家で読書)。その諺(ことわざ)通り生涯、晴天雨天は大切。参拝・観光客の一人は「この寺院で手を合わせたら、晴れも雨降りも、その必要な日に頂けそう」と話していた。
同寺の徒弟(とてい)・竹下暁蓮(たけした・ぎょうれん)さん(55)は「天候はもちろん諸願成就、どうぞご参拝ください」と言っている。
同寺はJR和歌山線・大和二見駅の近く。山門前には駐車場もある。
写真(上)は生蓮寺で今夏初めて咲いた白い蓮の花。写真(中)は生蓮寺・山門で可愛い「てるてる坊主」を紹介する竹下さん。写真(下)は本堂軒下に飾られた「てるてる坊主」のクローズアップ。
更新日:2024年6月8日 土曜日 20:34