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白い睡蓮咲いて蓮池では葉陰くっきり♡橋本・真土万葉の里~休憩所ではお土産用の手作り風鈴の音さわやかに♪

和歌山県橋本市隅田町真土の「真土万葉の里」の小池で6月6日、赤い睡蓮に続いて白い睡蓮が開花、水草におおわれた隣りの蓮池(はすいけ)では蓮の葉陰がくっきり。7月以降は大賀蓮(おおがはす)の開花が楽しみ。近くの休憩所では、元・紀州へら竿師の手づくり風鈴などが飾られ、爽やかな音が流れていた。

「真土万葉の里」は紀州・大和の県境から紀の川へそそぐ落合川があり、巨石2つが並んだ「飛び越え石」があり、万葉人の往来した名所で、小池やお花畑、休憩所などはその右岸にある。

この日、約1か月前に赤い睡蓮の咲いた小池では、白い睡蓮が加わり、隣りの小池では大賀蓮の葉陰が水草にくっきり。あたりを塩辛トンボや紋白蝶が飛びまわり、水中では青蛙が遊泳していた。

 

瓦屋根の休憩所の軒下には、元・紀州へら竿師の堀江尚功(ほりえ・ひさよし)さん手づくりの風鈴などが飾られ、「白栲(しろたえ)に にほふ信土(まつち)の 山川(やまがわ)に わが馬なづむ 家恋ふらしも」(信土山の川で私の乗る馬が行き悩んでいる。家人が私を思っているらしい=作者未詳)としたためた短冊が涼風にひらひら。

卓上には寄付金箱=「寄付金は飛び越え石維持費として使用させて頂きます」真土万葉保存会事務局(090・4285・3097)=が設けられ、訪れる家族連れらは雑記帳に「飛び越え石や睡蓮、カエルが楽しかった」ことなどを記し、寄付金箱に御寄付の後、風鈴などをお土産にしていた。

 

写真()は満開の白い睡蓮。写真()は休憩所に飾られたお土産用の風鈴やフクロウの木版飾り。写真()は水草におおわれた蓮池に葉陰くっきり=いずれも真土万葉のむ里で。


更新日:2024年6月6日 木曜日 16:39

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