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「泳ぎたい」子熊や子亀の貌をした巨石♡高野山麓・玉川峡谷~さすが名勝・玉川四十八石♪
高野山麓を流れる和歌山県橋本市~九度山町の玉川峡(紀伊丹生川)で、晴天に恵まれた5月21日、かわいい怪獣の貌(かお)をした巨石が日光にかがやき、今まさに同川で泳ごうとする微笑ましい雰囲気。川沿いの山襞(やまひだ)では、丹生の滝が猛しぶきを上げて、大阪に近い高野山麓の観光地の魅力を繰りひろげていた。
玉川峡は県の名勝であり、大阪に最も近い秘境。とくに嘉吉元年(1441)の玉川由来記に記された「玉川四十八石」は名高く、いろんな形をした小石から巨石まで清流に洗われている。
この日、巨石を眺めると、子熊(こぐま)のような貌をした怪獣の巨石は、今まさに泳ごうとしている。同じく子亀(こがめ)のような貌をした怪獣の巨石も、まるで「ほっとかないで」という表情。
時折、マイカーで訪れる家族連れや、友人グループは「さすがに玉川四十八石」と自然造形のすごさに感激。素敵な形の巨石を探し、近くの丹生の滝や、川沿いに咲く卯の花などとともに、スマホ撮影を楽しんでいた。
写真(上)は玉川峡谷で子熊のような貌の巨石。写真(中)は清流しぶく丹生の滝。写真(下)は子亀のような貌をした巨石。
更新日:2024年5月21日 火曜日 17:07