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土砂降りでも「はっきょい残った!」男女61人勇ましく♡橋本・隅田八幡の子ども相撲大会

子供の心身鍛錬と郷土愛を育てる和歌山県橋本市隅田町垂井の第41回「隅田八幡相撲大会」(隅田相撲愛好会主催)が5月19日、同神社境内・相撲場で開かれ、同市内の全14小学校(1~6年)男女児童計61人が出場、大勢の保護者らに見守られながら熱戦を繰りひろげた。

この日は土砂降りの雨に見舞われたが、相撲場は大屋根付・4本支柱の土俵で、四方の観客席をブルーシートで覆って開催。これまでは地元4小学校の児童参加に限定していたが、今年から市内全域の小学生参加とした。

寺本佳文(てらもと・よしふみ)宮司が土俵で祝詞(のりと)をあげた後、隅田相撲愛好会の中西亨(なかにし・とおる)会長が「この相撲大会は、40年以上前に子どもたちの交流の場となるようにと開幕。最近はコロナ禍で存続の危機に見舞われましたが、市内全小学校にお声掛けしたところ、大勢の子どもたちが参加してくれました」と謝辞を述べ、子どもたちには「日頃の練習の成果を存分に発揮してください」と激励した。

子どもたちは先ず土俵に上がり、足腰を慣らす準備体操を行った後、各学年別・個人戦に挑み、男児と男児または女児と男児の戦いを繰りひろげた。

行事役に名前を呼ばれた子供たちは土俵上で一礼。中央で蹲踞(そんきょ)の姿勢をとり、行事が軍配を上げた瞬間、全力でぶつかり合う。

土俵中央で投げたり、土俵際でうっちゃられたり、見事な白熱戦を展開。観覧席からは「がんばれ」「その調子」などと檄(げき)が飛びかい、優勝児童らには表彰状やトロフィーなどが贈られた。

写真(上)は男児同士の戦いぶり。写真(中)は女児と男児の戦いぶり。写真(下)は準備体操する子どもたち=いずれも隅田八幡神社・相撲場で。


更新日:2024年5月19日 日曜日 19:08

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