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「世界遺産登録20周年記念フォーラムin高野」へどうぞ♡7月7日(日)高野山大学黎明館で参加無料「神仏習合など日本人の信仰の源泉」学べます♪

「世界遺産登録20周年記念フォーラムin高野~次世代に受け継ぐ世界遺産」が7月7日(日) 午後1時~4時、、和歌山県高野町の高野山大学黎明館で開かれる。

同県世界遺産高野地域協議会が主催。第1部の基調講演は、松浦晃一郎(まつうら・こういちろう)元ユネスコ事務局長が「世界遺産登録20周年を迎えて」と題して語る。

第2部は「次世代に受け継ぐ世界遺産のいのりの心」(たぐいまれな神道と仏教の融合した文化的景観)をテーマに、京都大学の薗田稔(そのだ・みのる)名誉教授や東京大学の神崎亮平(かんざき・りょうへい)名誉教授が講演。終了後は講演者3人に地域ゲストを加えてパネルディスカッションが開かれる

コーディネーターを務める丹生都比売(にうつひめ)神社の丹生晃市(こういち)宮司は、報道関係者との懇談会で「この地域には1000年以上も神道、仏教、修験道が共存する融和の精神が受け継がれ、人間も自然の一部という考え方がある」と説明。「争いの絶えない世界で、人間中心主義がもたらす自然破壊と地球温暖化の中、世界平和や自然との共存が大切で、この融和の精神をどう伝えるかを考えます」と語っていた。
同フォーラムは参加無料で事前申し込み制(6月30日締め切り)。問い合わせは同県伊都振興局・地域づくり課(電話0736・33・4916)へ。

写真(上)は高野山・壇上伽藍の朱色の根本大塔=右は金堂。写真(中)は上から松浦晃一郎氏、薗田稔氏、神崎亮平氏。写真(下)は丹生都比売神社の禊橋から中鳥居をくぐり楼門へ向かう参拝・観光客。


更新日:2024年5月16日 木曜日 15:56

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