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橋本・恋野「あじさいの里」本田池は新緑に包まれ♡栗の花は滝のよう~来月 は「あじさいまつり」楽しみ♪

和歌山県橋本市恋野の「あじさいの里」の本田池(ほんでんいけ)周辺で5月14日、紫陽花(あじさい)の木々が若々しい新緑に包まれ、池畔では栗の花が滝のようにかがやき、水面には紫陽花の山影がしっとり。マイカーで訪れて池畔を散策する家族連れらは、東屋風の休憩所などで飲食・会話を楽しんでいた。

この「あじさいの里」では毎年6月中旬~下旬、無数の紫陽花があざやかに開花。名高い「あじさいまつり」(ウインズ平阪ミニLIVEや紀州紀ノ川太鼓など)が開かれており、若者グループは「今年も仲良く楽しみたい」と話していた。

[栗の花の俳句12句紹介]

ひと夜なる旅寝もくるし栗咲く香(能村登四郎)

山門や栗の花散る右左(寺田寅彦)

旅に出て病むこともなし栗の花(杉田久女)

栗の花いまだ一日終らざる(宇多喜代子)

栗の花こぼれて居るや神輿部屋(河東碧梧桐)

栗の花ときをり思ふ人もあり(横光利一)

栗の花落ちて庭とも往来とも(高濱虚子)

濁る水はどこかへ流し栗の花(桂信子)

濁流のしぶくところに栗の花(上田五千石)

花栗の白き土蔵の町に入る(角川源義)

風のあるところ香のあり栗の花(稲畑汀子)

高尾なる雲の渦見ゆ栗の花(水原秋櫻子)

写真(上)は本田池の紫陽花の若葉と水面に映える山影。写真(中)は本田池のほとりに咲いた栗の花。写真(下)は栗の花の向こうに見える福王寺や葛城・金剛連峰。


更新日:2024年5月14日 火曜日 23:19

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