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「王様の木」メタセコイアの新緑まばゆく♪旧・橋本小校庭~卒業生の思い出の巨樹♡前夜はピンクムーン照らす

和歌山県橋本市東家の旧・橋本小学校校庭のメタセコイアの巨樹が426日、今春も新緑に包まれてしっとり。前夜には満月(ピンクムーン)に照らされて、まるで影絵のようなな風情を示した。

同校庭は、弥生・古墳時代の竪穴住居跡、方形周溝墓で、南北朝時代の中央派遣武士の要塞・東家館(とうげやかた)跡という歴史的舞台である。

メタセコイアは昭和16年(1941)、橋本市の菖蒲谷層で、植物学者・三木茂(みき・しげる)さんが、世界で初めてメタセコイア化石を発見。旧・橋本小学校では、昭和30年(1955)頃、メタセコイアを校庭に植え、多くの児童が、この愛称「王様の木」の下で泣いたり笑ったり。貴重な思い出と人生素養を身に着けてきた。

この日、校門わきではアザレアが咲き誇り、校庭ではシロツメグサのジュータンを敷き詰めたよう。メタセコイアはどっしり聳え立ち、市民の思い出をしっかり抱きしめていた。

地元有志による「東家しんし会」は毎年夏、華やかな盆踊りを催し、歳末には「王様の木の下で」と題して、メタセコイアの巨樹を約1万個のルミネーションで輝かせて、地元はもちろん東京、大阪などから帰郷する大勢の人々を楽しませている。

写真()は新緑に恵まれたメタセコイアの巨樹。写真()はメタセコイア「王様の木」の空に輝いた満月(ピンクムーン)。写真()はメタセコイアの根元付近で新緑あふれる枝葉。


更新日:2024年4月26日 金曜日 16:32

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