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〝鯉幟ファミリー〟遊泳あざやか、高齢者の心なごむ♡橋本の特別養護老人ホーム~名物・御衣黄桜も満開近づく

和歌山県橋本市隅田町中島の、特別養護老人ホーム「ひかり苑・天佳苑」=堀畑佳久(ほりはた・よしひさ)理事長=の庭園で4月4日、名物・御衣黄桜(ぎょいこうざくら)の花芽が無数にふくらみ、その中空に〝鯉幟ファミリー〟が泳いで多くの高齢者の心を和ませている。

御衣黄桜とは、平安貴族の衣装・萌黄色(もえぎいろ)に似ているので、そう名付けられたという。この日、御衣黄桜も、その木陰のチューリップも満開で唯々まばゆいばかり。

その中空では、綺麗な吹き流しの下で、真鯉(まごい)と緋鯉(ひごい)、子どもの鯉の3匹が、口からお腹いっぱいに風をはらんで、鮮やかに泳ぎながら、ひらりはらりと宙返り。御衣黄桜の花芽は赤く色づきながらふくらみ、鯉幟ファミリー〟は涼風をいただいていた。

同苑の御衣黄桜は10数本も林立。4月下旬には満開となり、木陰のチューリップとともに類例のない世界を繰りひろげて、とくにご高齢の方々の心を癒しそう。

同施設で家族が世話になっている市民の一人は、「こんなに有難いことはない」と、心底喜んでいた。

写真(上)は御衣黄桜の花芽が無数にふくらむ陰で涼風に泳ぐ鯉幟ファミリー。写真(中、下)は満開の御衣黄桜の空を遊泳する鯉幟ファミリー=昨年4月中旬。


更新日:2024年4月4日 木曜日 21:56

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