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戦国時代~真田幸村の闘争心ひしひし♡企画展「真田一族ゆかりの城」開幕~九度山・真田ミュージアムで薙刀や采配…

戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町九度山の九度山・真田ミュージアム=楠・克支(くす・かつし)館長=で4月3日、企画展「真田一族ゆかりの城」が開幕した。

真田幸村は「関が原の戦い」で、父の昌幸(まさゆき)と共に豊臣秀吉方についたが、軍配は徳川家康方にあがり、紀州・九度山に父・昌幸とともに閉居、大坂夏の陣・出陣までの14年間を過ごした。

大坂夏の陣では、 徳川家康の本陣まで斬り込み、家康をあと一歩のところまで追い詰めていて、敵の徳川方からも「日本一の兵(つわもの)」と絶賛されている。

今回の展示内容について同ミュージアムでは、真田氏は戦国時代の動乱の中で、数々の城郭を攻略、新たな城郭を築くなど勢力拡大を図り、各々の城郭は本城や支城、境目の城などとして、機能を果たしてきた

戦国時代の武田信玄、勝頼に登用され、武田氏滅亡後も動乱をくぐり抜け、遂には大名にまで成長。今回はその真田一族が築いた約30城にスポットをあて、真田家が台頭する信州・上野時代から、最終決戦となった大坂城(真田丸)に至るまで、真田一族にまつわる9つの城を中心に紹介している。

同ミュージアム1階正面には、真田昌幸・幸村・大助(親と子と孫)三代の鎧兜(よろいかぶと)像を展示。すぐ左側の企画展示室では、真田幸村の薙刀(なぎなた)や采配(さいはい)=複製=をはじめ、信濃国(長野県)や上野国(群馬県)の真田の城一覧を展示。近くには「火縄ゴム銃や手裏剣体験コーナー」もあり、家族連れらを喜ばせている・

今回の企画展は第1期は4月3日~7月15日、第2期は=9月4日~令和7年3月23日=いずれも午前9時~午後5時(最終入場午後4時)=休館日は月・火曜(祝日の場合は営業・翌平日休館)、年末年始(12月29日~1月3日)休館。入館料は大人(高校生以上)500円、小人(小・中学生)250円。

電話(0736・54・2727)。

写真(上)は真田幸村の薙刀や采配=複製。写真(中)は「火縄ゴム銃と手裏剣体験コーナー。写真(下)は壁面の真田の城一覧。


更新日:2024年4月3日 水曜日 21:51

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