ニュース & 話題

橋本・国城山で唐紫ツツジが満開、大勢のハイカーら大喜び♡山頂のお花見シーズンも刻々と

鶯の声とともに春風そよぐ3月31日、和歌山県橋本市清水の国城山(くにぎさん=標高552㍍)の登山道沿いで、紀州では珍しい唐紫(からむらさき)ツツジが満開になり、大勢のハイカーを喜ばせた。間もなく山頂の桜の森はピンク色に包まれ、大勢の観光客の心を癒すことになる。

国城山は征夷大将軍・坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ=758~811)ゆかりの

聖山で、高野山を開いた弘法大師・空海が、山麓との行き帰りの際、山頂の国城神社を仰いで合掌したと伝わっている。

国城山8合目付近の道沿いでは、高野山・金剛三昧院の庭園を護っている地元の造園業・西岡克紘(にしおか・かつひろ)さんが、約20年前から「国城神社の参拝・観光客に楽しんでもらおう」と早咲きの河津桜(かわずざくら)や啓翁桜(けいおう)桜、唐紫ツツジなどを植栽。丁寧に花を咲かせている。

この日曜日は快晴に恵まれ、国城山の登山道は家族連れや若者グループでいっぱい。唐紫(からむらさき)ツツジに見入ったり、眼下の市街地や紀の川、彼方の葛城・金剛連峰を眺めたり。「きょうのハイキングは最高♪」とスマホ撮影を楽しんでいた。

写真(上)は国城山8合目付近で満開の唐紫(からむらさき)ツツジ=背景は橋本市街地と紀の川、葛城・金剛連峰。写真(中)は同ツツジのクローズアップ。写真(下)はツツジに見入った後、隣りの桜を見上げるハイカーの皆さん。


更新日:2024年3月31日 日曜日 17:22

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事