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なんと珍しいまっ白な子鹿♡橋本・玉川峡の民家の庭に迷い込む~同川愛好会・上西進会長(88)携帯カメラでパチリ♪
和歌山県橋本市北宿の温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」近くの玉川峡谷にある古民家の防護柵内に、白くて可愛い鹿1頭が迷い込み3月中旬、同川清掃活動や観光客の安全策に取り組んでいる玉川峡愛好会会長の上西進(うえにし・すすむ)さん(88)が写真撮影に成功した。
上西さんは同所出身で、まっ白い鹿が迷い込んだのは近所の友人宅の庭園。毎週2、3回は玉川峡谷を訪れ、歴史的な「玉川四十八石」の盗石を防いだり、車道に転がる石を除去したり、自作の杖を玉川沿いの「五光の滝」参詣者に提供するなどに尽力。
このほど「やどり温泉いやしの湯」近くの高台にある旧宅に立ち寄ると、すぐ近くの友人宅の庭で真っ白い鹿1頭がうろうろ。よく見ると若々しい角2本を生やした3~4歳の子鹿(体長約1・5メートル)。上西さんは「クマやイノシシはもちろん、茶色の鹿は見たことはあるが、こんな白い鹿と出会うのは生まれて初めて」と思わず携帯カメラでパチリ。「あんなに可愛くておとなしい鹿は、しばらくそっとしてあげます、チャンスを待って逃がしてあげたい」と話していた。
写真(上)は玉川峡谷の古民家の防護柵内の庭に迷い込んだ白い子鹿=上西進さん撮影提供。
写真(中)は動物が好きな匂いのするピンクの馬酔木(あしび)のそばで「白い鹿はあの辺でいました」と説明する上西さん。写真(下)は防護柵で囲んだ上西さんの友人宅。
更新日:2024年3月23日 土曜日 20:32