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こんなの初めて♪「輪ころがし」「お手玉」「こっぽり」体験~橋本小・児童ら大喜び♡古佐田老人クラブ連合会80年前の「昔遊び」教える
「お手玉」や「輪ころがし」「こっぽり」など昔遊びを伝えようと、和歌山県橋本市古佐田老人クラブ連合会=池永恵司(いけなが・けいじ)会長(93)=は2月19日、市立橋本小学校=久保真紀(くぼ・まき)校長=の子供たちに約80年前、流行(はや)っていた「橋本の昔遊び」を教えた。
これは社会科・総合学習の一環として、3年生約60人が多目的教室に集合。すべての手作り遊具を持参してくれた同連合会の80~90代の高齢者約10人に「よろしくお願いします」と丁寧に挨拶した。
この後、多目的教室では「お手玉」や「ぶんぶんゴマ」、室外では「輪ころがし」や「こっぽり」などの昔遊びを教わりながら体験。子どもたちは、昔遊びの失敗・成功を繰り返しながらも、「こんなの初めて」と笑顔があふれている。
池永会長は「この遊びが流行っていた、とくに第二次世界大戦後は、テレビも遊具もない貧しい時代。子どもたちには戦争の愚かさ、昔遊びの楽しさを次世代に伝えてほしい」と話していた。
写真(上)は「輪ころがし」に挑む子どもたち。写真(中)は「お手玉」を楽しむ子どもたち。写真(下)は楽しそうな「こっぽり遊び」。
更新日:2024年2月19日 月曜日 15:36