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葉牡丹、初々しくも鮮やか♡橋本の井奥さん自然栽培~「歳末・迎春の喜び」 あふれる
日本の正月飾りの葉牡丹(はぼたん)が、和歌山県橋本市隅田町霜草の畑に沢山植栽され12月29日、初々しくも鮮やかな詩情を繰りひろげた。
ここは県自然公園指導員・井奥恵三(いおく・けいぞう)さんの畑(約250平方メートル)。井奥さんは、忙しい仕事の合間を縫って、お花や野菜を栽培。農薬は一切使わず、畑で育てている蛙(かえる)や蜘蛛(くも)が見事に害虫を退治。美しい花々と、おいしい野菜が生まれる。
井奥さんは「私たちに一番大切なのは、清らかな自然環境です」と話し、希望者に花々を提供すると、自宅に飾ったり、庭で咲かせたりしている。
今回の葉牡丹の畝(うね)には籾殻(もみがら)を撒いてあり、葉牡丹の美しさは年末年始を貫いてゆく神々しさ。通りがかりの人々は、「この葉ぼたんを眺めるだけで、迎春の喜びを感じます」と話し、スマホ撮影を楽しんでいた。
この畑は京奈和自動車道・橋本東インターチェンジから基幹道路・林間田園都市線を北西に走り、企業団地を過ぎた交差点を左へ曲がったところ。
葉牡丹の花言葉は「祝福」「慈愛」「物事に動じない」。写真は井奥さんの畑の葉ぼたん風景。
更新日:2023年12月29日 金曜日 14:14