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子どもたちに郷土の森の良さを体験させる♡橋本「紀の国森社中」(小杉代表)に「第22回トム・ソーヤースクール企画コンテスト」一般の部最優秀・安藤百福賞

子どもたちに四季の「郷土の森」の素晴らしさを体験させている、和歌山県橋本市矢倉脇の一般社団法人「紀の国森社中」=小杉美恵子(こすぎ・みえこ)代表理事=は、安藤財団・自然体験活動支援事業「第22回トム・ソーヤースクール企画コンテスト」一般の部で、最優秀・安藤百福賞(あんどう・ももふくしょう)を受賞することに決定し、小杉代表理事は「子どもたちが自然の中で遊ぶことで、心身ともに成長してほしい」と一層の尽力を誓っている。

「紀の国森社中」の舞台は南海高野線・紀見峠駅周辺で、拠点施設は木造平屋の古民家(約150平方㍍)と、果樹や花木が並ぶ広々とした庭園(約1000平方㍍)。

小杉代表理事は元々、同市運動公園北側の森にあった「橋本ひだまり倶楽部」事務局担当で、ログハウス風の「学習・体験棟」を拠点に活動。ボランティア会員と共に、子どもたちに森林作業(タケノコ・シイタケ・ゴボウ収穫)などを体験させてきた。

ところが平成30年(2018)秋の大型台風で、学習・体験棟の森は沢山倒木して危険性が高くなったため、令和2年(2020)には現在地に「紀の国森社中」を開設して翌年には法人化した。

「紀の国森社中」は同市内の小学生(1~6年生)約40人を、この自然豊かな森や庭園で養育。基本的に子どもたちは学校で学び、両親が仕事などの都合で無理な場合、同社中が午前7時~午後7時頃、子どもたちに自然体験など楽しい時間を与え、両親がマイカーで来られない場合は、同社中が数台の車で送迎している。

小杉さんは、活動の中身については「トム・ソーヤ自然体験com」で検索してください。今、里山学童のおもしろい理由(わけ)、子どもたちの心の機微」として活動記録が載っています」と話している。

「第22回トム・ソーヤースクール企画コンテスト」の表彰式は来年1月27日(土)にカップヌードルミュージアム横浜で行われる。橋本市民は、自然による心豊かな子育て支援を期待している。

写真(上)は「紀の国森社中」の古民家の庭で大はしゃぎの子どもたち=右手前は小杉代表理事。写真(中、下)は縄跳びや追いかけっこを楽しむ子どもたち。


更新日:2023年12月26日 火曜日 17:13

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