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いのち」テーマの第31回「水茎会 書作展」こころ生き生き♡3日(日)午後4時まで~橋本市教育文化会館

和歌山県橋本市の女性書道家グループ・水茎会(みずくきのかい)主催の、第31回「水茎会書作展」が、同市教育文化会館4階で開かれ、大勢の人々の心を惹きつけている。3日(日)=午前9時~午後4時=まで。観賞無料。

今回のテーマは「いのち」で、会員17人が、文から字から、すべて命あふれる作品を出展。例えば、水茎会・元会長の後藤加寿恵(ごとう・かずえ)さんは、松山善三の詞「一本の鉛筆があれば」の書は「一本の鉛筆があれば 戦争は嫌だと 私は書く 一本の鉛筆があれば八月六日の朝とかく 一本の鉛筆があれば

人間の いのちと 私は書く」と、したためている。

その脇には「若い頃は八十歳を過ぎた自分を想像できませんでしたが、今も健康に恵まれ、筆を持つことが出来ることを、神に感謝しています。書家だった父の年齢を越えましたが 腕の方はまだまだ越えられません」と記している。

今回は橋本市文化賞を受賞した諏訪原恵子(すわはら・けいこ)さんの「百人一首より」「雪の夜に」「命」をはじめ、岡村鈴子さんの「種田山頭火の句」など17人の作品が並び、多くの観賞者の心を惹きつけている。

また、同4階では第49回「橋本フォトクラブ写真展」も同時開催。訪れた人々は「書も写真も最高にありがたい」と喜んでいた。

写真(上)は後藤加寿恵(ごとう・かずえ)さんの、松山善三の詞「一本の鉛筆があれば」の書。写真(中)は後藤さんの説明文。写真(下)は観賞者に説明する後藤さん。


更新日:2023年12月2日 土曜日 19:55

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