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「王様の木」メタセコイア黄葉・紅葉♡ 高野山麓の旧・橋本小学校校庭12月17日から約1万個のイルミネーションに輝くよ♪

和歌山県橋本市東家の旧・橋本小学校校庭で11月29日、歴史的なメタセコイアの巨樹が、眩いばかりの黄葉・紅葉に包まれ、刻々と師走の足音を感じさせている。

住民有志による「東家・しんし会」は今年も12月中旬から、メタセコイアを約1万個のルミネーションで飾る「王様の木の下で」を開幕。地元はもちろんも大阪などから帰郷する大勢の人々を楽しませることになる。

同校庭は、弥生・古墳時代の竪穴住居跡、方形周溝墓で、南北朝時代の中央派遣武士の要塞・東家館(とうげやかた)跡という貴重な歴史的舞台である。

メタセコイアは昭和16年(1941)、橋本市の菖蒲谷層で、植物学者・三木茂(みき・しげる)さんが、世界で初めてメタセコイア化石を発見。旧・橋本小学校では、昭和30年(1955)頃、メタセコイアを校庭に植え、多くの児童が、この愛称「王様の木」の下で泣いたり笑ったり。貴重な思い出と人生素養を身に着けてきた。

そこで「東家・しんし会」は平成28年(2016)12月、同会発足50周年記念として、「王様の木の下で」のタイトルでメタセコイアを電飾したところ、市民から大好評を得たため恒例行事となり、今年で7回目を迎える。

点灯期間は12月17日~来年1月8日(午後5~10時)で、ちょうどクリスマスや、お正月と重なるので、東京・大阪などから帰郷する橋本人をはじめ、恋人や友人知人、職場グループなどが訪れ、スマホ撮影・配信を楽しむことになる。観覧無料。

写真(上、中)は黄葉・紅葉のメタセコイア。写真(下)はイルミネーションに輝く「王様の木」メタセコイア=2016年12月撮影。


更新日:2023年11月29日 水曜日 17:33

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