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初冬のいちょう黄葉、しっとり雨にかがやく♡世界遺産・高野山へ南海電車ゆったり往来♪

和歌山県橋本・伊都地方は11月10日、初冬の雨天に恵まれ、九度山町中古沢のコーヒースタンド「オールドストリームコーヒー」近くでは、銀杏(いちょう)の若木の黄葉が雨粒にかがやいた。

その東方の紀伊山地の峰々は、小雨にかすみ、山腹を縫う南海高野線は時折、レール・車輪の音響を放ちながら連結電車が往来。世界遺産・高野山に近い舞台の趣きを繰りひろげた。

同コーヒースタンドは、約4年前に元・幼稚園の園舎を活用してオープン。高野山の参拝・観光客を含め、大勢の家族連れや若者たちに愛されている。

この日、同店では「森の中の小さな家展」などを開催中で、素敵な絵画や陶器、彫金、写真などを展示。訪れた人々は、楽しく鑑賞した後、雨にうるおう初冬の黄葉にも心癒されていた。

「オールドストリーム」とは、「OLD(古い)STREAM(沢)」という意味で、英語をスタンド名に生かした。経営者の野上亜幾代(のかみ・あきよ)さんは「素晴らしい自然と癒しの空間なので、ゆったりと堪能してください」と言っている。

「森の中の小さな家展」などは11月12日(日)=午前10時~午後3時=まで。同店は南海高野線・下古沢駅から徒歩約5分。橋本市の京奈和自動車道・橋本ICや同市高野口町の高野口ICから、世界遺産・高野山へのぼる途中の国道370号沿い。

写真(上、下)は初冬の雨にうるおう銀杏の黄葉と、その彼方の山腹を走る南海電車。写真(中)は「森の中の小さな家展」紹介冊子表紙の絵。


更新日:2023年11月10日 金曜日 20:16

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