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子どもたち「つるし柿作り」体験♪橋本・城山小の子どもたち「自宅で大切に干して家族と楽しく味わいたい」
美味しい柿の名産地、和歌山県橋本・伊都地方で、柿の収穫・最盛期の11月7日、橋本市立城山小学校で、「つるし柿作り体験」授業が行われ、3年生48人がつるし柿作りに成功、全員大喜びだった。
県と伊都3市町、JAでつくる農業振興協議会が主催。担当者が先ず、スクリーン映像を使い、全国NO1の柿産地は和歌山県、さらに伊都地方であり、その柿の育て方や収穫・出荷方法などをクイズ形式で教えると、児童らは首を傾けたり、元気に答えたり。
また、日本1の串柿の産地は、かつらぎ町四郷地区であり、串柿を1串10個としているのは、「夫婦ににこにこ(2個2個)仲むつ(6個)まじくという意味」と説明すると、皆しっかりと頷いていた。
次に子どもたちは、それぞれ柿2個と、紐(1メートル)を受け取り、つるし柿作りを開始。紐の2か所に結び目を設けた後、U字形のピーラーで丁寧に柿の皮むき。さらに柿のヘタに針金を通し、紐につるして完成すると全員、笑顔でつるし柿を見せ合った。
子どもたちは「きよう教えてもらった通り、雨に濡れない、風通しのいい場所に3週間ほどつるして、両親と一緒に味わいた」と話していた。
写真(上)は心込めて柿の皮むきに挑む子どもたち。写真(中)はスクリーン映像で紹介された四郷の串柿風景。写真(下)は「つるし柿作り」成功に大喜びの子どもたち。
更新日:2023年11月7日 火曜日 22:09